第二十四番 中山寺 : 西国三十三所

中山寺の「鐘の緒」は、女性の大役である出産の無事安泰を祈る「安産の腹帯」として、本邦随一の霊跡と、古来よりその伝統をもち、深く信仰されてきました、 ことに幕末には、中山一位局が当山の鐘の緒を受け明治天皇を御平産されてより、明治天皇勅願所として霊徳をたかめ、「安産の寺」として名高く、安産を祈る人々が全国から腹帯を戴きにまいられます。

御詠歌  野をもすぎ 里をもゆきて 中山の 寺へ参るは 後の世のため
宗派 真言宗中山寺派(大本山) 開基 聖徳太子
御本尊 十一面観世音菩薩 創建 推古天皇時代(593~628)年

参詣ガイド 地図 大きな地図で見る

住所
〒665-0861 兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1
交通
  • 阪急「中山観音」駅から徒歩1分
  • JR「中山寺」駅から徒歩10分
駐車場
(但し近隣に有料P多数有)
拝観料
無料
拝観時間
無し
納経時間
9:00〜17:00
電話
0797-87-0024
ウェブサイト
http://nakayamadera.or.jp/
一月一日~三日 初詣り 大般若転読修正会
除災招福祈願受付
一月十八日 初観音
一月十九日 初厄神(奥之院・本邦最初の厄神明王)
一月二十一日 初大師
二月節分当日 星祭節分会 除災招福豆まき式(1時・3時)
二月十五日 ねはん会(大ねはん図御開帳)
二月十六日 えんま天供(無病息災・大根だき)
三月第一日曜日 梅まつり(甘酒接待)
春分の日 春季彼岸会 先祖供養
四月第一日曜日 無縁経大会式 宝塚歌劇団奉讃
菩薩来迎・稚児奏楽おねり(2時)
五月三日 開山忌・千体仏供養
五月五日 子供まつり 母子息災祈願
釈尊誕生花まつり
六月十五日 弘法大師誕生 青葉まつり
七月十九日 厄神夏まつり(奥之院)
八月九日 星下り大会式 
稚児梵天(15時)
梵天奉幣(21時)
八月十六日 施餓鬼会
九月秋分の日 秋季彼岸会 先祖供養
十一月三日 明治天皇菊まつり
十一月中 七五三まいり(千歳飴・祈念品授与)
旧十月亥の日 亥の子地蔵まつり(無病長寿・加持箒授与)
十二月十八日 おさめ観音
十二月二十一日 しまい大師
毎月いぬの日 安産祈祷会
毎月十八日 御本尊御開扉法要
毎月二十一日 弘法大師御影供(法話有り)
*特に記した以外、法要は午前10時より執行

北摂の地に、紫の雲がたなびくといわれる中山寺は、聖徳太子の創建によるわが国最初の観音霊場です。

御本尊は十一面観音菩薩で、インド勝鬘夫人(しょうまんぶにん)の姿をうつした尊像と伝えられています。中古、日本霊跡三十三所観音巡拝がとなえられると『極楽中心仲山寺』と称されて、中山寺は第一番札所ときまり、のち花山法皇のおんとき巡礼の道順にしたがい、第二十四番札所となり、今日に及んでいます。

草創以来、千四百年に及ぶ歴史をほこる中山寺は、多くの物語でかざられ、世に名高い謡曲「満仲」や歌舞伎「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」は、平安中期に多田源氏満仲の信護をうけた時代の、当山にまつわる美女丸・幸寿丸の哀話から創作されたものです。

中山寺は代々皇室の崇信もあつく、安産祈願本邦随一の霊場として頼朝をはじめ武家・庶民より深く信仰され、ことに秀吉は当山に祈願して秀頼をさずかり、秀吉亡きあと秀頼は片桐且元に命じ伽藍を再建しました。これが即ち現在の伽藍です。

幕末、明治天皇御平産祈願のおんこともあって、いよいよ霊徳を高め、全国からあつまる大ぜいの参詣者で毎日にぎわっております。