第二十四番 紫雲山 中山寺
中山寺の「鐘の緒」は、出産の無事安泰を祈る「安産の腹帯」として、本邦随一の霊跡と、古来よりその伝統をもち、深く信仰されてきました、 ことに幕末には、中山一位局が当山の鐘の緒を受け明治天皇を御平産されてより、明治天皇勅願所として霊徳をたかめ、「安産の寺」として名高く、安産を祈る人々が全国から腹帯を戴きにまいられます。
参詣ガイド 地図 大きな地図で見る
- 住所
- 〒665-0861 兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1
- 交通
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- 阪急「中山観音」駅から徒歩1分
- JR「中山寺」駅から徒歩10分
- 駐車場
- 無 (但し近隣に有料P多数有)
- 拝観料
- 無料
- 拝観時間
- 9:00〜17:00
- 納経時間
- 9:00〜16:30
- 電話
- 0797-87-0024
- ウェブサイト
- http://nakayamadera.or.jp/
一月一日~三日 | 初詣り 大般若転読修正会 除災招福祈願受付 |
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一月十八日 | 初観音 |
一月十九日 | 初厄神(奥之院・本邦最初の厄神明王) |
一月二十一日 | 初大師 |
二月節分当日 | 星祭節分会 除災招福豆まき式(1時・3時) |
二月十五日 | ねはん会(大ねはん図御開帳) |
二月十六日 | えんま天供(無病息災・大根だき) |
三月第一日曜日 | 梅まつり |
春分の日 | 春季彼岸会 先祖供養 |
四月第一日曜日 | 無縁経大会式 宝塚歌劇団奉讃 菩薩来迎・稚児奏楽おねり(2時) |
五月三日 | 御開山聖徳太子まつり・千体仏供養 |
五月五日 | 子供まつり 母子息災祈願 釈尊誕生花まつり |
六月十五日 | 弘法大師誕生 青葉まつり |
七月十九日 | 厄神夏まつり(奥之院) |
八月九日 | 星下り大会式 稚児梵天(15時) 梵天奉幣(21時) |
八月十六日 | 施餓鬼会 |
九月秋分の日 | 秋季彼岸会 先祖供養 |
十一月三日 | 明治天皇菊まつり |
十月十五日~十一月三十日 | 七五三まいり(千歳飴・祈念品授与) |
旧十月亥の日 | 亥の子地蔵まつり(無病長寿・加持箒授与) |
十二月十八日 | おさめ観音 |
十二月二十一日 | しまい大師 |
毎月いぬの日 | 安産祈祷会 |
毎月十八日 | 御本尊御開扉法要 |
毎月二十一日 | 弘法大師御影供(法話有り) *特に記した以外、法要は午前10時より執行 |
北摂の地に、紫の雲がたなびくといわれる中山寺は、聖徳太子の創建によるわが国最初の観音霊場です。
御本尊は十一面観音菩薩で、インド勝鬘夫人(しょうまんぶにん)の姿をうつした尊像と伝えられています。中古、日本霊跡三十三所観音巡拝がとなえられると『極楽中心仲山寺』と称されて、中山寺は第一番札所ときまり、のち花山法皇のおんとき巡礼の道順にしたがい、第二十四番札所となり、今日に及んでいます。
草創以来、千四百年に及ぶ歴史をほこる中山寺は、多くの物語でかざられ、世に名高い謡曲「満仲」や歌舞伎「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」は、平安中期に多田源氏満仲の信護をうけた時代の、当山にまつわる美女丸・幸寿丸の哀話から創作されたものです。
中山寺は代々皇室の崇信もあつく、安産祈願本邦随一の霊場として頼朝をはじめ武家・庶民より深く信仰され、ことに秀吉は当山に祈願して秀頼をさずかり、秀吉亡きあと秀頼は片桐且元に命じ伽藍を再建しました。これが即ち現在の伽藍です。
幕末、明治天皇御平産祈願のおんこともあって、いよいよ霊徳を高め、全国からあつまる大ぜいの参詣者で毎日にぎわっております。
札所一覧
- 第一番 青岸渡寺
- 第二番 金剛宝寺
- 第三番 粉河寺
- 第四番 施福寺
- 第五番 葛井寺
- 第六番 南法華寺
- 第七番 岡寺
- 第八番 長谷寺
- 第九番 南円堂
- 第十番 三室戸寺
- 第十一番 上醍醐 准胝堂
- 第十二番 正法寺
- 第十三番 石山寺
- 第十四番 三井寺
- 第十五番 今熊野観音寺
- 第十六番 清水寺
- 第十七番 六波羅蜜寺
- 第十八番 六角堂 頂法寺
- 第十九番 革堂 行願寺
- 第二十番 善峯寺
- 第二十一番 穴太寺
- 第二十二番 総持寺
- 第二十三番 勝尾寺
- 第二十四番 中山寺
- 第二十五番 播州清水寺
- 第二十六番 一乗寺
- 第二十七番 圓教寺
- 第二十八番 成相寺
- 第二十九番 松尾寺
- 第三十番 宝厳寺
- 第三十一番 長命寺
- 第三十二番 観音正寺
- 第三十三番 華厳寺